SLOW

道端で絵を描いていると、『シーサーの絵は無いんですか～？』とよく聞かれたので「んじゃ描いてみようかな」それがきっかけ。

シーサーとは中国伝来と言われている獅子のお守り
沖縄の赤瓦屋根ではおなじみですね。

今は可愛いキャラクター的なものが沢山ありますが、一昔前まではシーサーはみんな恐い顔で「なんじゃ、コラぁ！ウガ～っ」って感じで屋根の番をしていました。

とはいえ、小さい頃の自分達にとってのシーサーの定義は「屋根で遊ぶ時に、座ったり足をかけるのにちょうどイイ物体」というもの。

人の家の屋根を飛び回ってで遊んでいるのを住人のオジー・オバーに見つかると「やなっ！バチクワィ・ワラバーター！」（この罰当たりなガキ共！）と怒鳴られるものの、大人達の目が怒っていない事は子ども心にも分かりました。

そんな幼少期の良い思い出？のせいか、シーサーをイメージしても、毎日平和で、屋根の上であくびをしている姿しか浮かびません。

で、こんなになりました。
獅子のくせに頭には鳥もとまっています。

きっと今日も、なんくるなるのでしょう。

「お守り下さい」って言われても、どこにも敵なんていないしな・・・
ふわぁ～あ

沖ではイルカが、浮島では子ども達が遊んでいます。

庭には当然ゴーヤーがなってます。
夕飯に連発すると子ども達からの非難ごうごうですが、早くチャンプルーにしないと夏場は供給に需要が追いつけません。
沖縄のアンマー（母親）も大変なんです(^^;